2009年7月18日土曜日

b-mobile 3GをLinuxで使いたいが、だめ・・・

150時間の通信時間が付いているb-mobile 3Gのhours 150というのを入手した。
USBコネクタに差して使う通信端末で、購入代金に通信料が含まれているため別途月々の料金は発生しないというものだ。150時間使い切るか使用期限の480日が来るまで利用できる。使い切った後は通信時間だけ買い足す事もできるそうだ。

普段は家や職場のネットワークを使えば良いわけだが、出先でも自分のPCでネット接続したい事がある。今のケータイではGmailも読み書きできるのでちょっとした事なら問題ないが、場合によってはファイルをアップロードしたりダウンロードしたり、あるいはそれに手を入れたりしたい事もある。そんな時のためにやはり接続手段は用意しておきたいと思っていた。しかし、使わなくても月々の固定費が取られるPHSやE-mobile、あるいはケータイのデータ通信プランを契約するのもなんだなと思っていた。そんなときに、端末購入代金に通信費も含まれるb-mobileというのを知った。というか、確か以前聞いたことがあったが、当時はあまり興味が湧かなかったものを再発見し、こっちの方がおもしろいかなと思い試してみることにした。実はE-mobileにしようかとも迷ったが、最終的にはこちらはFOMAの電波利用ということでドコモの圏内ならどこでもつながるという事でこちらにした。

それで、そのセットアップはとっても簡単だった。
まずは携帯から電話して開通手続なるものを終える。それから15分くらいすると実際に使えるようになるそうだ。
PCのセットアップも至極簡単。セットアップCD-ROMを入れ、数回クリックするだけだった。
このあとUSBコネクタに差し、認識してランプが赤から緑に変わったら準備OK、インストールされたb-アクセスというアプリのアイコンをダブルクリックして起動し、接続ボタンを押すだけだった。接続が確立すると緑のランプが点滅状態になる。速さは測定していないが、体感として、まあ普通にウェブブラウズするのなら特に問題はなさそうだ。

と、ここまではMS-Windowsの話。
Winで繋がればアクセス確保ということで一安心なんだが、できれば普段起動しているLinuxでも接続したい。それでネット上で情報を漁り色々と試してみた。

結論から言うと今のところ接続できず。
はじめはモデムとしてすら認識してくれなかったが、ネット上の情報を参考になんとかそれはクリアしたっぽいが、残念ながらモデムのATDTコマンドで発呼しようとするところで NO CARRIER となって失敗。
今のところその状態で放置しておく。ネット上の情報では、Ubuntuなどで使えているようなので、なんとかなできるんじゃないかとは思うんだが...
参考にした情報などは項を改めて。

2009年7月2日木曜日

メーリングリストって

さて、久し振り、なんてもんじゃないな・・・
ジムと同じで、調子良く通ってる時期には続くけど、一旦面倒臭くなってサボり初めるとズルズルとサボりが続くんですね、ブログって。
ちなみにジムは最近調子良く通ってます。ちょっと贅肉が気になってきたので・・・
もともと計算機の設定系の話で後々のためのメモ程度の積りで始めたので、特にそういう事柄もないと遠ざかるのは仕方ないんだけど。
でも最近、ブログってこれからの時代大事だよなぁ、やっぱ、と思うこともあり、巷に多い一言日記風でもいいからチョコマカ書いてみようと思う。といいつつ、書きはじめると一言では済まなくなって無駄に語数が増えていく・・・

それで、メーリングリストだけど、いや、メーリングリストどころかメールそのものについても、案外世の中の人はまだまだ知らなかったり充分に使ってなかったりするみたいだと気付いた。
メーリングリストなんて、結局のところ同時に多数の相手にメールを送れるってだけなわけではあるんだけど、使い方によってはとても効用の高いメディアだと思う。

その使い方というのが問題なわけだけど、基本はメーリングリストのメンバー(これは普通何か共通の興味・関心を持つ集団のはず)が興味を持つかもしれない内容について、あるいは、共有する事で全体の利益が向上する可能性がある内容について、とにかく情報を流し共有するのが第一だと思っていた。
(もっとも「情報量」の無いゴミメールばかり流してはそれはスパムと呼ばれてしまう...)

多くのメーリングリストでは、質問とそれへの返答というのがトラフィックのかなりの部分を占めているんじゃないかと思うけど、Q&Aだって共有するのがとても大事な情報だ。
その時点では興味を持っていなかったことだって、後になって自分も同じ問題に直面し、その時の回答を探して読むなんてことも普通にある。
メーリングリストシステムがアーカイブ機能を備えているのはそんな時のためでもあるだろう。
質問者と回答者が二者間だけでやりとりするのではなく、メーリングリストの中でやりとりすることで、直接そのやりとりに参加していないメンバーにも情報を与える事になる。結果的にコミュニティ全体の利益になる。

もう一つ大事なのは、(メーリングリスト内限定とは言え)オープンな環境で意見を交わし合う事だと思う。
そもそもが同じ関心を共有するメンバー達だから、誰かと議論している時に「横から」口を出してくる人もいるだろう。
議論が行き詰まっている時に、こういう「第三者」がつい軽視していた事実や可能性なんかに気付かせてくれる事もある。場合によっては、その内容についてより詳しい人がコメントしてくれる事もあるだろう。

結局、大事なのはオープンさと共有することだと思う。

ところが、これが嫌いな人もいるらしい。
プライベートな話という訳でもないのに、自分のメール(意見)が「第三者」の目に触れるのが嫌な人もいるようだ。
そういう人は大抵は自分の「意見」に反論されたり議論する事そのものが嫌なようだ。
質問や間違いの訂正を「ケチを付けられる」ことと感じていたりするようだ。場合によっては人格への攻撃とさえ受け取っていたりするのかもしれない。

そんな感覚だと、せっかくメーリングリストがあっても、事務連絡のための、それこそ同報メールシステムとしてしか使われなくなる。
正に道具は使い様。
ちょっと勿体無い気もするけれど、結局のところマインドの問題なので、どんなに技術が進歩しても有益な機能が増えてもどうにもならないのかなぁ、と思った。