2009年4月27日月曜日

Debian GNU/Linuxのptexでjsartilceなどを使う時のフォントの問題

久し振りにThinkPad T43のLinuxをゼロから入れ直した。
一度現時点の安定板であるlennyを入れてからtestingにdist-upgradeした。
いつも引っ掛かるのは、ptexでjsartilceやjsbookなどのクラスを使うとdvipdfmxでPDFファイルを作成する時にフォントのエラーが出る事だ。
毎度ネットを漁って解決法を探しては思い出すので、メモっておく。

Debian GNU/Linux squeezeで日本語TeX環境を用意するというブログを参考にした。

jsシリーズのドキュメントクラスを使った時にdvipdfmxでフォントのエラーが出て変換できない事への対処としては次のことだけ。(上のリンク先から引用)

/etc/texmf/dvipdfm/dvipdfmx.cfgの末尾に以下を加える。
f jis-cjk.map

Xming

かなり久し振り・・・
マメに書いてる人は凄いなぁ・・・

母艦のデスクトップでVistaを使うようになって、SKKIMEやkeyswapやkeyhacのお陰で文字入力についてはとても快適に過ごしてる。
おまけにNTEmacsとddskkとptexのお陰で文章書きもかなりLinux上と同様にできるようになった。
でも、やっぱり細かいところでLinuxというかDebianの快適さにはかなわない・・・
結局Windowsの上ってウェブで遊んだりOffice使ったり商用ソフト使ったりするのにはそれなりにいいんだけど、やっぱりEmacsを起点にしてプログラム書いたりあれこれいじるのはLinuxが一番か...

ということで、Linuxに戻ってもいいんだけど、実は母艦のディスプレイは24インチで新しいのに対してLinuxを入れてあるノートPCはそれなりに年数も経て結構画面が汚い・・・(母艦にも一応Linux入ってるけど)
Linuxでは基本的には背景はxplanetなどの暗い系だし、Emacsも背景は青暗くしてある。なのであまりディスプレイが暗いとか汚いとは思わないんだけど、背景が白いアプリ、ウェブブラウザも含めて、そういうのだと白が黄ばんで見える。特にデスクトップの24インチのやつの真っ白な綺麗さと比べると際立ってしまう。
ということで、ノートのLinuxを綺麗な画面(のVista)から使えるようにするために、VistaにXサーバを入れる事にした。

だけどcygwinは入れたくないし商用のサーバ買うしかないかなぁと思ったが、調べてみると他にもフリーのものがあった。
Xmingだ。
なんでも、X.orgをMinGWのコンパイラでコンパイルしたものらしい。

さっそく、上のリンクからXming-6-9-0-31-setup.exeとXming-fonts-7-4-0-3-setup.exeの二つをダウンロードしてインストール。

詳しい使い方は調べていないが、とりあえずインストールされた中の一つ、Xlaunchを起動して実行してみた。

まずはMultiple windowsというのを選択した。One windowだとルートウインドウのようなものも表示されてしまう。


















次にプログラムを起動するように指定。


そしてプログラム名とリモートのIPアドレスとユーザ名、パスワードを指定。


あとは二回ほど「次へ」をクリックで、無事起動できた。
当然Emacsを起動したが、普通に使える。
なかなかいい。