2009年3月1日日曜日

Vista環境その2 (スリープ不調も)

Vista上にLinuxで使用しているものを整える続き。

・ガジェットにGchecker追加。Gmail通知用。その他設定変更で好みに。
・Mozart(Oz)環境導入。OZEMACS環境変数にemacsのパスを追加。

今更だが、winではほとんどのインストールはダウンロードしてダブルクリックするだけでできる。時々インストールパスいじったりインストール後の設定をいじったり。unixや初期のLinuxと比べれば楽といえば楽。しかしDebianのaptと比べると面倒に感じる。統一感にも欠ける。いっそaptのような統一された管理システムがあってもいい。

・keyhac導入。説明が少なく今一つ分からないなりになんとかキーバインド設定変更。Linux上でxmodmapでやっていることはほぼ完了。しかしCapsLockとCtrlキーの交換がうまくいかない。

Ctrlのようなモディファイアキーはどうやらキーコードの発生のさせ方が、デバイスの時点なのかwinがやっているのか分からないが、違うらしい。なのでコードだけ入れ変えても発生の仕方がモディファイアの様にならないためにうまくいかないように見える。今のところkeyhacでの解決法は分からない。仕方ないのでCapsLock<->Ctrlだけはkeyswapで変更し、その他はkeyhacで設定した。できればkeyhacだけでできるようにしたい。
また、ウィンドウ操作についてもサンプルにもウィンドウの単純な移動程度の例しかない。sawfishのように他のウィンドウにぶつかるまで移動するようなことがやりたいが、できないのかもしれない。ウィンドウの縦とか横とかへの最大化なんかの操作もやりたいんだが。今後の課題。

・うまくスリープできない問題の回避方法発見。USBメモリを抜いておく。

スリープを選んでもディスプレイは消えるが本体の電源は落ちなかったり、一度は落ちたようでもその瞬間にスリープから戻ってしまう状態が続いていた。BIOSのアップデートや設定確認、そしてネットも漁ってみたが解決できなかった。その原因がやっと分かった。
スペック的にあまり必要ないと思いながらもreadyboostのためにUSBメモリを本体裏面に差しっ放しにしてあったのをつい忘れていたが、USBメモリを差したままにしておくとスリープに入ってもその瞬間にまた立ち上がってしまう。抜いておけば問題なし。キーボードからのwakeupの禁止のようにデバイスドライバーの電源管理の項目で制御できるかと思ったが、プロパティにそんな項目見当たらず。仕方ないのでreadyboostは止めて、その他のUSBメモリも抜くよう気を付けるしかない。

色々やっているうちにディスクが足りなくなってきたので、パーティションを切り直し、Vistaのパーティションを拡げた。そのためにはLinuxパーティションを削除する必要があったので、削除し割り当て直した。データは全てバックアップしてあるので、Linuxも久し振りにインストールし直す事にした。Debian lennyがつい先日正式リリースされたばかりだし。

思いの外Vistaが快適だったので、Linuxで使っているものをどの位整えられるかと思って始めてはみたけど、やっぱDebianの方が快適…
フォント回りとかOfficeを使わないといけない事とか、いくつか問題はあるけれど、やっぱりDebian GNU/Linuxの方がいいなぁ…
どうしてもwin使ってないといけない事もあるので、一応継続してVista上でも大抵の事は困らないようにしておきたい。Linuxの時と同じキーバインドでEmacsとLaTeX,Pythonあたりが使えるだけでもかなり改善したが。

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