2009年9月23日水曜日

Linux x86_64 (64ビット版)

ふう、なんと先月は一度も書かなかった。やっぱ続かないな...
というわけで久し振りだけど、無理せず少しずつメモがわりに書いていこうと思う。
なるべくググってもあまり情報が見付からなかった事を中心に。

一時はVistaをメインにしてみようかなどとも考えてVista上にEmacsを導入したりC++コンパイラを入れたりとやっていたが、結局Linuxに戻ったという話。
しかし戻った先は64ビット版だった。

実は先月自宅メインマシンとすべくThinkPad T500を購入した。
IBMからlenovoに変わってからのモデルはちょっと敬遠していたが、他に移る先も見付からず、設計はまだ日本の大和らしいという事でThinkPadに落ち着いてしまった。
ディスプレイは1680x1050、WSXGA+という規格なのだそうだが、最近主流のワイドというのだろうか、横長だ。正直、横より縦が欲しいし、液晶の上、筐体としてはまだ余裕あるよなぁと思うものの、昨今の液晶パネル生産・供給事情というものもあるのかもしれない。
それでもこれだけ横があると、Gnomeのパネルを左右どちらかに縦にして置いて、そしてEmacsを二枚並べても余裕がある。これはいい。
そして今なら当然と言えば当然だが、自宅ノートでは初めてCore2Duo搭載マシンだ。
メモリもこの際4GBにした。
一昔前と比べるととにかく安い。これで12万ちょっとだった。
まだタマが入っていた頃のLet's note、あれはいくらだっただろう・・・CPUは何だっただろう・・・メモリは・・・ディスプレイは・・・・・・本当に隔世の間がある。
ハードディスクにしても容量が足りなくて、ext2に圧縮パッチを当てて自動圧縮して稼いでいたな。

それで、結局というかやっぱりというか、Debian GNU/Linuxに戻ってきたわけだが、この機に64ビット版に移行した。
Debianのディストリビューションには様々なプラットフォーム向けがあるが、フツーのPC、つまりIntelのPentium系列の場合には一般的に i386 というものが使われている。
しかしPentium4あたりからだったか、忘れたけれど、今のCore2Duoには64ビット拡張が施されていて、「64ビット版」として動作する。
ここでわざわざカッコ付きにしたのは、64ビット版ってどういう意味?というのをテキトーに流したかったから。何が64ビットだと64ビット版だとか議論し初めると、なかなか複雑な話になるようだ。
とりあえずは、レジスタも64ビット長になり本数も増え、64ビット演算もあるらしい。
マシンインストラクションの構成と構造も32ビットモードと64ビットモードで異なるらしい。

細かい事を考えなくても、今時のフツーのPCを使っていれば、i386版ではなく amd64 版のインストーラを使うだけで、何の問題も違いもなくインストール作業は終了する。
とりあえず lenny の amd64 用イメージをダウンロードしてCD-Rに焼き、最低限だけインストール(インストールの最後の方で聞かれる環境だのサーバー環境だの、そういうのも一切チェックを外して入れない)し、すぐに /etc/apt/sources.list を編集して sid にし、apt-get update, apt-get dist-upgradeを行なった。
その後リブートし、必要なパッケージを随時インストールした。

とりあえず見た目は32ビット版と何も変わらない。 uname -a とするとカーネルのバージョンに amd64 という文字列が含まれている位だ。

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