2009年2月23日月曜日

遅ればせながらVISTA導入、そしてVistaマシン逝く・・・

備忘録代わりのメモの積もりだったのがなんとなく日記のようなものになりつつある・・・

さて、このところようやくVistaをまじめに使ってみようとしている。
自分は使いたくなくても、主にMS-OfficeのためにWindowsを使わざるを得ないことが多い。これまではXPの上でOffice 2003を使っていたが、どうやらそろそろOffice 2007を用意しておかないといけないかなという状況になってきた。ならばもうこの際なのでVistaも使おうかと。本当はやり過ごしてSystem 7に移行したかったんだけど。

これまでXPは古いマシンと母艦のLinux上のVMwareの中で使っていた。今回はせっかくなので最近あまり使わなくなったPentium M 1400MHz 1.5GBmemのノートに入れてみた。
インストールは問題なく済みその後あれこれいじっていると、いつまでたってもなんだかディスクをがりがりやっている。そのせいかどうも必要以上に遅いような気がしたのでネットを漁ってみるといろいろと高速化のための設定があるらしい。なんたって「Vista」で検索するだけでGoogleが「高速化」をサジェストしてくれる位・・・ディスクがりがりはどうやらファイル検索のインデクス作りのためにファイルシステムをなめているという事のようだ。今回入れたのはVista BusinessなのでAeroを切るというのは関係ない。
何をやったのか簡単にメモ。

・Windows Searchサービスをとめる
・ついでにいくつかサービスをとめる(SuperFetch, Telephony, Themes, あといくつか忘れた・・・)
・Readyboostを使う

結局この位だったのかな。Themesを停めたせいか、デスクトップの見栄えが多少味気なくなったが、軽くなったような気もする。
とりあえず少しは軽くなったようなので、officeはまた後で入れるとして、他に少しでも快適に作業できるように必要なものを入れて環境を整えていった。とりあえずは

・Firefox&Flashなどのアドオン導入
・NTEmacs導入、apel, skk導入
・猫まねき導入

Firefoxはインストールせずにポータブル版にした。
NTEmacsは初めての導入。Windows上で使えるEmacsというのは何種類かあるようで、日本ではMeadowが有名らしい。Muleのころに始まって、Emacs本家のコードを取り込んだりコントリビュートしながら今現在も開発が進んでいる様子。
今回選んだNTEmacsは本家のコードをWindows用にコンパイルしたものらしい。多分。普段はLinux上で本家のEmacs22を使っているので、それとのギャップがなるべくないものということでNTEmacsを選んだ。そして、日本語入力のためにSKKとそれに必要なapel。
なんだか大変そうだなぁと思いきや、ドキュメントの指示に従っていたら案外簡単に導入できた。Windows上で真正Emacs+本物SKKが使えることにちょっと感動。いろいろやってくれている皆さんに感謝。しかもこれってUSBに入れて持ち歩いて使えそう。

さて、Emacsだけでは意味がない。Windowsマシンを触っていて一番イライラするのはキーマップ。
普段はLinuxのX上でxmodmapでキーマップを変更し日本語キーボードを英語配列で使っている。さらにEmacsでdefine-key関数でキーバインドを変え、SKKで無変換、変換キーを親指シフトっぽく使えるようにしたりバッファ操作を簡単なキー操作でできるようにしている。

これまでもWindows上ではkeyswapというフリーのツールでCtrlとCaps Locksだけは入れ替えていた。
しかし、":"や"@"や"*"など、主に右手小指あたりの記号類が日本語キーボードと英語キーボードでは細かく異なっている。この違いがWindows上での作業をイラつくものにさせている。
それもなんとかしたかった。

それでいろいろ探してみると、やはり良いツールがあった。
keyswapの他にもChange KeyやXKeymacsなど、「キーを交換」できるツールはいくつもあるが、上に上げた記号類など、Sfhit押下や非押下時の文字だけを変更することはできず、用を足さない。xmodmapのwindows版みたいなものはないのか・・・と諦めかけたところで「猫まねき」というツールに行き当たった。
早速試してみると、一部多分バグじゃないかと思われる動きがあったものの、ほぼ求めていたキーレイアウトにできた!
Emacsのキーバインド設定もそれに合わせて若干手直しし、ほとんどLinux上のEmacsと同じ感覚で日本語入力ができるようになった。これで文章を書くだけならVistaでもできるじゃん。

あとはEmacsのshell modeでbashが使えたり、Python入れてpython-modeが使えたり、そうそう、Mozartも使えるようにしたいなぁ・・・そうそうpLaTeXも・・・なんて思っていたら・・・・・・

一生懸命設定したノートが逝きました・・・
これはディスクじゃない、本体っぽい・・・
設定のメモなんかもまだ外に出してなかったのでパァ・・・
一通り終わったらUSBに退避しようと思っていたけど、その前に、こんなあっさり逝くとは・・・しかもHDDもどうやら駄目っぽい・・・ほんとか?・・・
気力を失ってまだちゃんと確かめていないけど

ということで、すべては徒労に・・・

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